サロマ湖100kmウルトラマラソンに思うこと
はじめて参加する人は2.5kmごとに飲料水があると勘違いするかも。
まぁ、あの水も水道水だから飲もうと思えば飲めると思うけど、5kmと5kmの間の2.5kmは基本的にかぶり水だという説明が必要。
そうじゃないと、もうすぐ水が飲めると思っているランナーは大きく落胆し、その後のパフォーマンスに影響すると思われる。
ゴール後の食事券。
12時間台でゴールするかなりの数のランナーがちゃんと使えず無駄になっていると思う。特に一人で参加の人はゴールで記念写真撮って、荷物受け取って、着替えたらもう出店はほとんど終わってるか、料理が売り切れている。
私はわかっているので毎年ゴール後すぐに妻に渡して、何か適当に交換してもらって家に持って帰ってますが。
もちろん、大会を盛り上げていただくために地元の飲食店さんにお金が回るというのは悪いことではないですが(むしろ潤って欲しいですが)、ちょっと不公平かなぁと感じます。
参加賞のTシャツ&タオルがどうしょうもなくダサイ&毎年ほぼ同じ。
有料のフィニッシャーズTシャツはそこそこカッコイイのにさ。
サロマランナーへ
立ちションはどんな理由があってもダメ。
コース沿いには牛飼いさんが多く、口蹄(こうてい)疫の関係で勝手に敷地内へ足を踏み入れるのは厳禁。即失格でも良いぐらい。
「禁止」の看板の横、仮設トイレの陰でしていたのには呆れるばかり。
女性はしたくても出来ない。
どの大会でも似たような光景を目にするけれど、相変わらずスタート整列への割り込みが目立つ。
前方に並んでいる人は、ちゃんと時間を作って早めに準備して並んでいるのを理解せよ。
自分の知り合いやチームがいるからという理由で割り込みするのは正当な理由だと思われますか? ちゃんとした大人は(いや、子供も)ラーメン屋さんの行列には割り込まない。それと何が違う?
大会ルールに「レース中、特定の選手やチームに対する援助行為は禁止します。」と明記されている。
私設エイドに関してはドリンクや軽食などの提供に関してはむしろ助けられることもありますのであまり細かいことは言いたくありませんが、雨具などのウェアを渡す行為はどうなのか?
多くのランナーは天候を予測し、様々なリスクを考え、必要なものを選択して走っている。
これが認められるのであれば、サポートをしてもらえる人とそうでない人で大きな不公平が生まれます。
ピクニックの類いのアクティビティならいいが、一応、タイムや順位がつけられる大会なのですから守っていただかなければレースの成り立ちが根底から覆ります。
今年はワッカ原生花園内で運営の方が、リタイアした人用のエマージェンシーシートをまだ走り続けるランナーに渡してしまっていた。重大な事故が起こるよりはよっぽどいいのですが、厳密に言うとこれは「失格」に値する行為。
「あれってアリなの?」と何人ものランナーが思っていたことでしょう。
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とはいえ、サロマ100kmの運営はかなり上手く行っていると思いますね。
これからサロマをお考えの方、素晴らしい経験が待っていると思います。
是非、サロマにお越しください!
ああ、もう一つ文句を言わせていただくと、ゴール前のカメラマンが下手過ぎ。
なんで5秒ぐらいポーズ決めてんのにまともなのが一枚も残ってない???
今年も購入に値する写真は一枚も残ってなかった。