テールエンダー in 北海道

北海道内外のトレイルレースでテールエンダー(最後尾役)を務めているe-ichiのブログでございます

第4回 みちのく津軽ジャーニーラン 177k その2

腹ごしらえも済んでブリーフィング会場の弘前文化センターへ。

 

今回、ランニコ部からは自分と25¢氏、青森在住のモーさんがエントリー。

会場でモーさんと合流できた。

 

この大会では走行ルート上に矢印などの標識は一切設置されないため、入念なコースブリーフィングが行われる。

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正直、3時間近いブリーフィングなんて必要なのか?と思っていたけれど、後に聴いといて良かった となる。177kmの道程においてコースロストは命取りなのだ。

 

25¢氏はコースをちょっと逸れて城跡なんぞを見に行きたいだの、焼きそばを食いに行きたいだのと申しておったのだけど、始まってみると1mいや1mmも無駄にしたくないという気分になったようで、寄り道プランは全て却下したようだった。

 

ブリーフィングのあとは25¢氏のリクエストで弘前城を見学。

石垣修復中のため城部分のみを地ベタに置いてあるんだけど、何だかプラモデルみたいだった。

 

そして263kmの部、ヘンタイ様たちのスタートを見送ったあと、ランニコ部メンバー3人で居酒屋で決起集会。完走を誓う。

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青森のソウルフードイカたっぷりのいがめんちをはじめて食しました。

歯ごたえがよくて美味いですね♪

青森では家庭の味ということで、モーさんは店で食べることはあまりないねぇと。そして各家庭で味付けも違うしイカの分量や刻み加減もぜんぜん違うらしい。

 

このあと各々のホテルに戻りましたが、帰り際オッサン3名でサーティワンアイスクリームへ入店。注文方法が全然わからずお店のお姉さんにレクチャーを受けてやっと注文。さっぱりと美味でなんだか妙に満足した。

 

ホテルに戻り明日の準備をして、ゆっくりとシャワーを浴びて眠りにつくことに。

 

おっと! その前に!

メモし忘れていたDNFした時用の交通手段をスマホのカメラでパシャリ。

この大会は途中で棄権した場合、送迎などは一切なく自力でゴール地点まで戻らなければなりません。土地勘のない自分はこのメモを忘れると途方に暮れることになります。

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ほぼ一日中歩き回ったので疲れていたのか、気がついたら朝でした。

 

すこし外を散歩してみると天気は曇っていて、これならいい感じで走れそうな気温。

着替えを済ませ、朝食をのんびりと摂って荷物をまとめてスタート地点に向かいます。

 

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中間地点のレストポイントである鰊(にしん)御殿に送る荷物とゴール行きの荷物を預けます。

 

あっ!左のワラーチの選手は偶然写ってしまいましたが、この大会に出るきっかけのブログを書いているダイスケさんですね。面白いので是非昨年大会の記事も読んでみてください。

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因みに今回、コースロストが怖かったので事前に大会側から提供されていたルートラボのデータをGPXファイルで落とし、ガーミンへ登録しておきました。ルートナビ機能を何度も普段の練習コースを登録して使いこなせるようにして臨んだのですが、いざ今回のコースでナビをスタートしてみると「案内ポイントが多すぎる!」というようなエラーが出て序盤の数十キロしか案内してくれませんでした。

 

これは大きな誤算で、コースにかなり不安があった自分は一気に弱気になったのでした。事前準備、シミュレーションは大事ですねぇ。

 

簡単な出発式、序盤の間違いやすい弘前城公園内などを先導してくれる地元ランナーの方々の紹介(すいませんチーム名失念)の後、いよいよスタートとなる。

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スタート動画・写真に映り込むために最前列に陣取る25¢氏(中央オレンジシャツ)すぐ前の白線がスタートライン。

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午前7時 ユルユルの雰囲気でスタート!

 

JR弘前駅前公園をスタートし、まずは弘前城のある弘前公園を目指します。

公園内はルートミスしやすいため、地元のランニングチームが引っ張ってくれます。

「キロ6ペースで行きま〜す」

いや、それ速いっす。

 

弘前城の写真、2度訪れているせいもあり撮り忘れ。

 

やがて、どんどん気温が上昇し、曇り空だったのがドピーカンになってきた。

岩木山が綺麗に見えてテンションがあがる。

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でも、これヤバいパターン。

道はドンドン登りになってくるし、あづい(暑い)よ、溶けちゃう。

 

岩木山神社前でランニコ部のクリス夫妻に遭遇!

めっちゃ元気注入された〜!

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トイレ前の天然水でかぶり水。とにかく暑いので体を冷やしながら進まないと生命に関わりそうだ。

 

暑いながらも何とかランスタイルをキープし22.2km地点、第一エイドステーションの嶽(だけ)温泉に到着した。

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エイドの方と話をして正気を保つ。

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とにかく口を開けば「暑い」しか出てこなくなっていた。

 

今回、基本的にエイドの水ものはぬるかった。

エイドの方々には申し訳ないが、正直な話、今は冷たいものが欲しい。

とにかくキンキンに冷えた飲み物が欲しかったので自販機に向かったところ、前から女性ランナーが歩いて来た。

 

何とガリガリ君を食べているではないか!

 

そ、そ、そ それ! それ! それ!

ドドドドドド ドドドド ドコ ドコ doko?

 

お土産屋さん? で無事にガリガリ君ソーダをゲット。

これで息を吹き返したと言っても過言ではない。

神の食べ物である。

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さて、次に目指すは49.3km地点の第二エイドステーション日本海拠点館だ。

 

その3へ続く。